「とれいん」誌関係の補足・訂正  
  「とれいん」誌2008年7月号などの補足です。随時追加いたしますので御了承下さい。(最終更新:2008.-9.18、23時半)  

M386+M'388+T220+T22l+Tl07+Tl08+マニ50 2l86 大宮 2008.-6.l7

  お詫びと訂正
早速で申し訳ありませんが、「とれいん」2008年10月号秩父鉄道l000系電車の記事中、 JR西日本のWAU102(三菱)に良く似たクーラーとあるのは JR西日本のWAU102(東芝)に良く似たクーラーが正当でした。 お詫びして訂正させていただきます。また、秩父鉄道l000系電車が搭載しているクーラーも東芝製とのことです。
なお、検査入場のため実車調査が間に合わなかったデハl008の3連ですが、デハl008の断路器は正方形、 増設ステップについては、デハll08の三峰口寄り上部の縦方向のステップのみ無いことを確認しております。
いよいよ置換開始が迫ってきますが、12月号では各編成の検査標記も記載する予定です。

7月号の205系の記事
ちょうど発売直前の6月18日、川越車両センターの事故車+余剰車6輌が郡山に回送されました。上記画像は前日の大宮の様子です。 205系の企画の話をいただいた時、正直「まだ早いのでは?」という気もしましたが、結果的にはタイムリーな企画になりました。 基本的には「毎年企画している国鉄形特集」の一環ですので、その発売が初の廃車回送の時期と重なったのは偶然なのですが、 企画の車種として205系を選択したのは、編集部の「読み」が上手だったということでしょう。
実際、川越車の廃車回送(配給輸送)については情報が無く、 締切の間際になって「川越車ついて近い内に廃車を思わせる動きがあるらしい」という曖昧な情報が入ってきただけで、 それがどういった「動き」なのか、また、その「動き」があるのが雑誌の発売前なのか発売後なのかも分からない状態でした。ですので、 締切間際に記事の最後に挿入した文章も「運命の時」という漠然とした表現とせざるを得なかったのであります。

文章について
編集部依頼の文字数に比べ、私の文字数が大幅に多くなってしまったため、とにかく圧縮することに腐心いたしました。 そのため、「ですから〜」などの文章の流れをスムーズにするような接頭言葉を殆んど省いており、 緩急が無くて非常に読みにくい文章になってしまっておりますが、御了承下さい。
また、私が書いた文章は、「とれいん」誌の「テイスト」には合わないかと思いますが、 入江さんが「とれいん」誌に合わせた文章をお書きになると思いましたので、私はあえて論文調(ピ○ト○ア○調?)といたしました。

訂正箇所
大変申し訳ございません。私の原稿の仕上がりが遅かったため、十分な校正ができず、誤りが発生しております。
31頁の武蔵野線の帯に関する記述と写真説明文ですが、クハ側面のステップ部にも帯があるのは、 郡山で施工されたM24編成(TcTc'33)のみです。写真の説明文ですと、3編成がステップ部に帯があるかのように受け取れます。しかし、 秋田施工の2編成は、帯の途切れはありますが、M15編成はステップ部に帯は入り込んでいませんし、M19編成はステップ自体がありません。
また、本文・写真説明文とも、M24編成をM23編成と誤記しております。重ね重ね申し訳ありません。
なお、大宮で追加転用整備を受けたM66編成も、ステップ部に帯が入っております。(2008.-6.20補足)

 
 訂正箇所訂正前文章(赤字は削除)  訂正後文章(赤字を挿入) 備 考 
  31頁左上の写真
Tc33等の説明文
武蔵野線のM15,M19,M23編成は,幕
板帯が途切れている一方で屋根昇降段部
も帯が貼られている.写真はM23編成の
クハ205-33とM15編成のモハ205-5030.
 
武蔵野線のM15,M19,M24編成は,幕
板帯が途切れている一方でM24編成のみ
屋根昇降段部も帯が貼られている.写真
はM24編成のクハ205-33とM15編成の
モハ205-5030.
M23はM24の誤り

昇降段部の帯は
M24編成のみ
 31頁  武蔵野線用5000番台編成のうち,Tc33の
23編成を郡山が,Tc29のM15編成とTc59の
M19編成を秋田が担当した.そのため5000番
 武蔵野線用5000番台編成のうち,Tc33の
24編成を郡山が,Tc29のM15編成とTc59の
M19編成を秋田が担当した.そのため5000番
編成番号誤り 
 
その他、気づいた点がありましたら、随時追加いたします。


鉄道ピクトリアル2007年3月号の訂正
他誌のネタで恐縮ですが、上記誌にて誤りがありましたので、合わせて訂正いたします。
昭和61/1986年11月1日ダイヤ改正で南武線に輸送力増強があったとしてしまいましたが、同改正での輸送力増強はありませんでした。 お詫びして訂正いたします。なお、同改正でMcll6などの6輌が転入していますが、これは輸送力増強目的ではなく、 片町線7連化用l0l系を捻出する代替車という扱いのようです。
ここから先は推測になりますが、l0l系の7連は、非冷房車なら4M3Tの組成が可能なのに対し、 クーラーとMGの分が重い冷房車では4M3Tは無理で6M1Tとする必要があります。 片町線l0l系6連冷房車4M2T(McM'TTMM'c)を7連化する場合は、Tを1輌抜いてMM'を組み込む必要があるのです。 一方、l0l系冷房改造車のMM'ユニットは、中原で改造された6連2本に1組ずつ存在するだけです。ですので、 もし全車冷房の6M1Tを組成させようとしたら、中原の冷房MM'ユニット2組を片町線に転用することになります。 その事態を予想して、その代替車として中原にl03系が6輌来るような転配計画が立てられたのだと思われます。
なお実際には、中原の冷房MM'が移動することはなく、l03系の転入で余剰となった津田沼区のl0l系非冷房MM'が片町線に回り、 中原区にl03系が転入した分については、捻出l0l系を廃車(一部は秩父鉄道へ譲渡)するという形になっています。